日高地方の小学校の初夏の運動会が23日の印南、清流を皮切りにスタートする。初夏開催は、ことし新たに4校が増え、1市6町32小学校の内、半数を超える19校となった。熱中症対策で変更していく学校が増え、以前は秋の風物詩だった運動会も初夏に移行しつつある。
 ことし新たに初夏開催となったのは御坊市の野口、印南町の稲原、切目、日高川町の和佐の4小学校。これにより美浜、日高、由良に加えて印南町も完全に初夏開催となった。近年の猛暑の影響で9月に入っても残暑が厳しく、練習による熱中症を防ぐために初夏開催が増加。また印南町では9、10月に開かれるわかやま国体で子どもたちがダンスを披露することになっており、その練習があることも影響しているようだ。すでに初夏開催を実施している学校では「練習でも本番でも以前のように暑くなく、子どもたちも快適に体を動かしている」と話し、デメリットについてはスポーツクラブに所属している子どもが大会日と重なることがあり、「秋は比較的大会が少なく、また休日が多い分、大会が雨天延期になっても運動会と重なりにくかったが、5月は連休以降休みがないため雨天で大会が延期した場合、重なることがある」などと話しているが、年々解消傾向にあるという。
 一方で秋開催は御坊市で2校、日高川町で6校、みなべ町では全5校すべて。みなべ町では地場産業である梅の収穫が5月下旬から始まるため、保護者らに配慮して秋に開催。その他の学校では10月中旬開催のため猛暑の影響を受けにくかったり、慣例通り秋開催など理由はさまざま。初夏の運動会日程は次の通り。
 23日=印南、清流▽24日=藤田、和田、松原、志賀、内原、比井、由良、衣奈、白崎、川辺西、和佐、江川▽30日=御坊、稲原▽31日=湯川、野口、切目