9月末に開幕する紀の国わかやま国体に向け、10日にみなべ町清川小学校でイベント「炬火(きょか)・採火式」が行われた。「国体の火をみなべから」と、児童42人と保護者らが木で火をおこす「舞錐(まいぎり)」で種火つくりを行い、採火した。今後、町内の各学校でも実施され、「みなべの火」として1つにまとめ、9月26日の開会式で炬火台に点火する。
 炬火とは、オリンピックの聖火に当たる大会のシンボル。県内の各市町村で炬火・採火イベントが実施されており、それぞれの火は和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われる開会式で1つの火となって、炬火台で燃え上がる。
 みなべ町では今後、12日に南部小学校、6月7日に南部高校でそれぞれ予定されているが、この日はトップを切って清川小学校で行われた。児童42人が7班に分かれ、舞錐を使って火おこし。木の摩擦によって火をおこし、見事に採火した。6年前の新潟国体から引き継いでいる高さ約1・5㍍もある舞錐も登場し、保護者らが種火つくりに取り組んだ。火は3本の炬火トーチに移され、町の炬火受け皿で1つにまとめられた。一番早く火をおこすことができた班のメンバーの田端脩人君(6年)と寺谷綜太君(4年)は「なかなか火がおこらなかったが、苦労してやっとできた。国体で使われると思うとうれしい」と話していていた。
 同町では10月2日に軟式野球、同月3~5日に山岳競技が行われる。山岳競技のリハーサル大会は6月7・8日。