梅がメタボの予防に効果⁉ 県国民健康保険連合会は、このほど「26年度版県のメタボリックシンドローム該当者・予備群マップ」を作製した。それによると、25年度特定健診受診者の市町村別メタボ割合は、みなべ町が19.3%で最も低いことが分かった。梅農家が多く日常的に運動していることのほか梅自体にも効果があるとみて、和高専に依頼して研究を進めている。
 国保連合会では、各自治体にさまざまな健康増進活動の参考にしてもらおうと、毎年作製している。
 今回は25年度に特定健診を受診した人が対象で、メタボ該当者もしくは「予備群」となっている人の割合を算出。みなべ町は県内30市町村で唯一20%を切った。日高地方の各市町をみると、由良町29.3%、日高町28.1%、日高川町25.3%、御坊市24.7%、印南町24.0%、美浜町23.2%となっている。県内で最も高かったのは九度山町の30.6%、次いでかつらぎ町29.8%、紀美野町と橋本市29.4%と続いており、紀北筋が高くなっている。逆に低かったのはみなべ町に次いですさみ町20.0%、田辺市21.9%で、紀中.紀南地域が低い傾向にある。
 みなべ町が最も低かったことについて、保健センターでは「南高梅を中心とした農業者が多い地域なので、農作業で日常的に体を動かしていることが要因と思われるほか、健診受診率が42.7%で県内3位だったことからみても健康意識が高いといえるのでは」と分析。小谷芳正町長は「やはり梅干しの力が大きいと感じている。梅酢を混ぜた肥料で和牛を飼育すると脂肪分が少なく健康な牛になったという実験結果も聞いたことがあるので、やはり効果があるのでは。2年前から、和高専に依頼して梅がメタボに効果があるかどうか調べてもらっている。効果がデータで示されることを期待しています」と話している。