日高高校(上田優人校長)の2、3年生3人が18日からマレーシアを訪問し、同国のスリアマン女子高が主催する「Environmental Youth Leadership Summit2015」に参加する。アジアをはじめとする世界各国の高校生が環境について発表するサミット。同校は初参加で、3人は日高川町などが取り組んでいる木質バイオマスを中心に自然エネルギーについてプレゼンテーションする。
スリアマン女子高が毎年開催しているサミット。これまでブルネイ、タイ、フィリピン、デンマーク、インドネシア、ラオスなどの高校生が参加している。スリアマン女子高は教育旅行の一環で日高高を訪問したり、昨年日高高が開いたアジア高校生フォーラムにも参加したなどでつながりがあり、今回のサミットに参加することになった。
3人は校内の選考で選ばれた3年生の柏木小遥さん、2年の中嶋頌磨君、桶谷弥生さん。ことし1月に選考され、以降、定期的に集まってプレゼン内容などを話し合ってきた。テーマは自然エネルギーで、中でも日高川町で取り組んでいる木質バイオマスに着目。間伐材を木質パウダー化し、温泉を沸かす燃料にしており、3人は役場で担当職員に話を聞いたり、御坊市にある県森林組合連合会御坊の工場や温泉を見学するなどして学んできた。太陽光パネルや風力発電なども現場まで足を運び、インターネットなども活用して約10分間のプレゼンの資料を作成。また、同校生徒会が100周年で取り組んだペットボトルからマグカップができるまでの過程を5分間のムービーにまとめ、合計15分の発表になる。発表はすべて英語で行うほか、質疑応答では英語での質問が予想され、3人は同校の外国人教諭と対話形式で練習するなど英語力アップにも取り組んでいる。
柏木さんは「カンボジアに旅行したことがあり、東南アジアの雰囲気をもう一度味わい、英語で会話したい」、中嶋君は「将来、海外で働き、国際協力に尽くしたい」、桶谷さんは「昨年のフォーラムでスリアマンの生徒を受け入れたこともあり、マレーシアの文化に触れてみたい」などと参加を希望した。サミットでの発表成功に向け、放課後に集まっては資料の確認や発表の練習などに取り組んでいる。26日に帰国する。

