今夏に神奈川県の横浜スタジアムで開催される第32回全日本少年軟式野球大会の県予選が11、12の両日、日高川町の南山スポーツ公園野球場で行われ、日高地方中学生選抜「日高オールスターズ」が3年ぶり5回目の優勝を飾った。オールスターズはエース・矢野が2試合計16イニングを1失点、とくに準決勝では特別延長のピンチで素晴らしい投球を見せ、チームに抽選勝ちを呼び込んだ。決勝では代打・黒田の値千金の勝ち越し2点二塁打で逆転勝ちをおさめ、近畿予選進出を決めた。
▽決勝
オールイースト(東牟婁支部)
00010001
000120×3
日高オールスターズ
オールスターズは1点を追う4回、先頭・西が適時失策を挽回する左中間三塁打で出塁し、1死後、西村翔のスクイズで同点に追いついた。5回の攻撃は簡単に2死後、村中の左前打と四球などで一、二塁。一打勝ち越しの好機に打席に立った代打・黒田は左翼線へ痛烈な2点二塁打を放ち、ベンチの起用に一振りで応えた。
先発・熊代は初回を3者凡退に打ち取り、上々の立ち上がり。2回以降は毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球も、決定打を許さなかった。4回には2死三塁から失策で1点を献上したが、最後まで粘り強く投げ、6安打完投を果たした。
優勝チームのみが近畿予選(6月6・7日、京都府)に出場。近畿予選では奈良―京都の勝者とぶつかり、勝利すれば3年ぶり4回目の全国大会出場が決まる。
西岡勝志監督 全部しんどい試合だったが、子どもたちが耐えてしのんで頑張ってくれた。代打、代走など、9人だけでなく全員が頑張り、結果を出してくれたと思う。矢野はエースとしての役割を果たし、熊代はキャプテンとして大きな仕事をやってくれた。近畿でも子どもたちが全国出場を決めてくれると信じています。
熊代壮主将 チャンスでは盛り上がり、ピンチでは声をかけ合い、チームのムードがよかった。とくに準決勝は最後まであきらめずに試合ができました。近畿では絶対に勝ちたいです。
▽1回戦
伊都クラブ(伊都支部)
00000000
010001×2
日高オールスターズ
オールスターズは2回、1死から四球と二盗、暴投で三塁に走者を進めると、木下がしぶとく右翼線へ先制の適時二塁打。6回には先頭・西村翔が四球で出塁、すかさず二盗を決めると、続く大谷の捕前バントが一塁悪送球を誘い、二塁から西村翔が一気に生還して1点を加えた。
打線は2安打のみと力を発揮できなかったが、先発のエース・矢野は初回から素晴らしい投球。最後まで球威が衰えず、決め球のスライダーの切れも抜群で、初回の先頭と5回2死から許した2安打のみで、無四死球完封を決めた。
【日高オールスターズ】スタッフ=間野祐樹(代表者)、西岡勝志(監督)、中本和志(コーチ)、久堀哲平(同)、庄司幸介(マネジャー)▽選手=熊代壮(日高中)、矢野碧(名田中)、村中悠太(印南中)、五味辰規(松洋中)、下村健大(高城中)、坪田幸也(上南部中)、川﨑翔太(日高中)、清長怜央(大成中)、岡田椋太(松洋中)、大谷浩生(日高中)、西涼雅(中津中)、木下雄太(名田中)、永井亮(高城中)、竹内元音(中津中)、小田隆太(高城中)、東玲於奈(湯川中)、西村翔磨(高城中)、西村光輝(同)、五味信(清流中)、黒田拓巳(南部中)

