日高看護専門学校(森脇宏校長)で9日、第2期生の入学式が行われ、看護師を目指す男女40人(男子11人、女子29人)が決意を新たにした。
 入学生一人一人の名前を読み上げたあと、森脇校長が「人の痛みに敏感な心、人を援助できる知識と技術を身につけてほしい」などと激励した。来賓の野尻孝子県福祉保健部健康局長が仁坂吉伸知事のメッセージを代読、日高病院経営事務組合の畑中雅央副管理者、坂本登県議会議長らも地域の保健医療の向上に期待を込めた。
 在校生を代表して﨑山真樹子さんが「困難にぶつかったら一人で悩まず相談してほしい。みんなで支え合い、ともに頑張っていきましょう」と歓迎の言葉を述べ、新入生代表の田中愛奈さん(18)=御坊市=は「専門的な知識と技術を身につけ、同じ夢を持った仲間とともに切磋琢磨しながら、精いっぱい努力することを誓います」と宣誓した。