御坊署は、昨年1年間の管内刑法犯認知件数をまとめた。
 刑法犯総数は405件で前年から44件減少した。最も多かったのは器物損壊の46件(前年比15件減)、次いで自転車盗43件(8件減)、万引き40件(4件減)と続いており、この3罪種で全体の32%を占めた。侵入盗は53件(4件減)あり、最も多かったのは空き巣23件(11件増)、忍び込み7件(4件増)出店荒らし3件(16件減)、事務所荒らし3件(5件減)などとなっている。重要犯罪は連続放火の影響で前年から4件増加の13件となった。
 検挙件数は224件で前年比37件増え、検挙率は55.3%で13.7㌽上昇した。検挙人員は110人で前年比20人減少。このうち少年は29人で全体の26%となった。
 同署では「街頭監視の強化と自主防犯組織の熱心な活動のおかげで刑法犯は年々減少している。ことしも関係機関と連携して一層の犯罪抑止に努めていきたい」と話している。