3日の節分を前に2日、御坊市島のわかば保育園(三原八重園長)で豆まきが行われ、園児たちが鬼を追い払った。
 遊戯室に園児が手作りの鬼の面をつけて集合し、地域のお年寄り4人も招待。最初に年長園児のかわいい「子鬼」が手作りの金棒を手に現れ、みんなは一生懸命豆をまき笑顔いっぱい。続いて保育士扮する大きな鬼が声を上げながら勢いよく登場すると、園児たちは大慌て。「怖いよ~」と泣きながら保育士らに抱きついたり逃げ回る子もいれば、「鬼は外」と果敢に豆を投げる年長児もおり、会場は大盛り上がりだった。このほか節分の歌などもうたった。招待を受けた橋本克彦さん(78)は「子どもたちとたくさん遊べてとても楽しかった。招待していただいてうれしく思います」と話していた。