任期満了に伴う日高町議選は、きょう3日に告示される。定数11に対して現職7、新人6の計13氏が立候補を予定、4年前の前回と同じ2人超過で選挙戦へ突入する見通し。目立った争点はなく、有権者の関心は「泣く2人は誰か」に集まりそうだ。
 立候補予定者の顔ぶれをみると、旧村別では比井崎2人、志賀3人、内原8人。地区別では大票田の高家に現新3人が固まった。
 前回の選挙時から引退、落選票が有権者の半数に上る3000票ほどあるとみられ、20代の新しい有権者、アパートや新興住宅地への移住者らの動向も当落の鍵を握ると予想されている。有権者数は4年前と比較すると130人余り増え、約6300人。安全圏400票、当落ライン200票後半と読む陣営が多い。
 立候補の届け出は、3日午前8時半から午後5時まで中央公民館2階大会議室で受け付ける。期日前投票の受け付けは4日から7日までで、午前8時半から午後8時まで役場1階ロビーで。投票は8日午前7時から午後6時まで町内14カ所で受け付け、開票作業は同日午後8時から中央公民館2階大会議室で行われる。立候補予定者は次の皆さん(順不同)。
 【現職】西岡佳奈子(52)萩原、4期▽井垣弥(46)志賀、1期▽栄茂美(59)高家、1期▽芝充彦(43)高家、1期▽田坂義則(71)志賀、1期▽清水正巳(68)比井、3期▽一松輝夫(65)阿尾、8期
 【新人】玉井博和(58)池田▽楠山博之(50)荊木▽清水和人(55)荊木▽酒井芳朗(63)高家▽稲垣崇(51)志賀▽辻村昌宏(59)萩原