美浜町中央公民館で24日、同町和田出身のシンガーソングライター、西洋彦さん(30)の里帰りコンサートが開かれ、中学校時代の同級生や実家の近所の人ら約100人が詰めかけた。
 松洋中2年のときからギターを始め、大学時代はサークルのバンド活動に明け暮れ、ミスターチルドレンやくるり、ピロウズなどの影響を受けてオリジナル曲作りを開始。卒業後は就職したあとにプロになることを決意し、現在は京都を拠点に全国でライブ等を行っている。
 ふるさと美浜では初めてのライブ。70年代のフォークソングのカバーもまじえ、『素敵な古ぼけた街』『アムステルダム』など13曲を披露。最後は美浜町への思いを込めて作ったという『ぼくの町』をうたい、「地元の友達や近所の人に曲を聴いてもらい、受け入れてもらえたことがとてもうれしいです。まだまだ駆け出しですが、これからも頑張っていきますので、曲を聴く機会があれば聴いてください」などと話していた。