来年2月17日告示、同22日投開票の任期満了に伴う由良町議選は、無投票ムードが続いている。いまのところ、出馬の構えを見せているのは現職9人と新人1人だけで、定数10ちょうど。新たな名乗りは年明けからになりそうだ。
 新人で唯一、正式に出馬を表明しているのは、主婦の山田三枝子氏(選管へ届け出る候補者氏名)(58)=里1118―1=。前回町議選で落選し、再挑戦となる。昭和50年に耐久高卒業後、24歳で結婚し、主婦業の傍ら町内などで小売業、飲食業などを経営してきた。「支援者の方々に、もう1回頑張れと声をかけていただき、出馬を決めた」とし、公約には高齢者の外出支援向上、身体障害者の雇用の場の確保などを掲げている。「気軽に声をかけていただける議員になって、町民と行政のパイプ役として全力投球していきたい」と抱負を語っている。