第22回近畿高等学校弓道選抜大会(近畿地域弓道連盟連合会主催)が大阪城弓道場で開かれ、男子団体で紀央館、個人でも山本敦也君(2年)が見事V。個人では土屋敦申君(1年)が2位、津村怜那さん(2年)も3位に入るなど紀央館勢が大活躍した。
 団体には各府県の予選を勝ち抜いた14校が出場。チームは補欠1人含め4人。予選は1人4射の12射を2回行い、合計24射の的中数で競った。玉置智視(2年)、中尾信次郎(2年)、今井雅基(2年)、山本敦也の4選手がメンバーの紀央館は、予選1回目が12射中6中だったが2回目で10中を出し、合計16中で2位通過。決勝トーナメントでは1人4射の合計12射の的中数で競い、初戦は橿原を8-6、決勝では東大津を9-8で下して勝利した。
 個人は36人が出場。予選は1人4射で、山本君は3中で通過。予選通過14人による射詰めでは、4射目で土屋君と一騎打ちになり、見事的中させた。津村さんも予選で3中を決め、射詰めでも3中するなど健闘した。
 同校は来年1月10日から鹿児島県で開かれる全国大会を控えており、上位入賞へ弾みをつけた。