30日投開票の知事選で共産党推薦の新人候補を大差で破り、3選を果たした仁坂吉伸知事は1日、さっそく県庁に登庁。正面玄関で職員らに出迎えられ、花束を手に、「選挙戦を通じ、皆さんの頑張りのおかげで県政が評価されていることを実感した。さぁ、またまた仕事、頑張ろう」とあいさつした。
 続いて行われた記者会見では、「まだまだ解決すべき課題は山積している」とし、地震津波対策等の防災、高速道路等のインフラ整備、雇用の創出などこれまで手がけてきた政策を引き続き進めていく姿勢を強調。新たな部分では、和歌山市の中心市街地の活性化を挙げ、同市と連携して県立医科大に薬学部をつくり、都心に持ってくる構想などを示した。
 今回の選挙では、仁坂氏は26万6093票を獲得し、畑中正好氏に21万票を超える大差をつけて勝利。全30市町村でリード、得票率は9市部計で82%、21町村計では86%と圧倒的な強さを発揮した。しかし、投票率は39.65%と過去3番目に低く、仁坂知事はこの日の会見で、「(選挙は)どっちが勝つかという試合の応援のような雰囲気があり、そういう意味で前回に比べて面白味に欠けていたかもしれない」などと述べた。