昨年から始まった大会で、県内の6チームが参加。3チームずつに分かれて予選リーグを行い、1位同士が決勝戦で争った。
 日高は予選リーグ1試合目で和歌山シニアと対戦。FW板垣選手のハットトリックの活躍もあり4―0で圧倒して勢いに乗ると、2試合目の新宮戦も3―1で退け、昨年に続いて決勝戦に駒を進めた。優勝をかけた一戦は、昨年の決勝で敗れた和歌山県庁サッカー部OBらのYATA CROWと激突。前半はYATAの猛攻に防戦一方となったが、DF陣を中心に踏ん張ってゴールを死守し、0―0で折り返した。後半は攻守が機能した日高も攻撃機会が増え、一進一退の攻防が繰り広げられた中、FW浪選手の絶妙のセンタリングを、板垣選手がヘディングでゴール。決勝点となり、1―0で栄冠を手にした。メンバーは「雪辱へみんな気合いが入っていた。優勝できてうれしい」と喜んでいた。日高D・E―SUNのメンバーは次の皆さん。
 松下巧(監督兼選手)、橋本一彦(主将)、浪典嗣、川端徹、竹村伸二、田端英樹、内海正弘、吉田尚弘、山本辰彦、板垣和也、坂本優、奥野昌紀