印南町の切目小学校(洲﨑久和校長)で23日、児童がきねとうすを使った昔ながらのもちつきを体験した。
 午前中に日曜参観が行われ、午後からは地元の老人会大和クラブの男女約20人が協力し、もちつきを通じて交流した。児童たちは順番にきねを振り上げ、リズムよくぺったん、ぺったん=写真=。剣道を習っている子どもに順番が回ると、周りを囲んだ友達は「お面、お面!」とユニークなかけ声を出してノリノリだった。
 2年生の庄門武尊君は「重たかったけど、おもしろかった」と笑顔。調理室ではつきあげたもちをみんなで丸め、きな粉をまぶして食べた。