みなべ町体育協会は8日、南部高校に設置されている来年の「紀の国わかやま国体」に使用されるクライミングボード(人工壁)を一般開放し、スポーツクライミング体験会を開いた。
 国体へ機運を高めようと、同校の文化祭に合わせて開催。高校生や来場者らが高さ15㍍の壁登りに挑戦した。命綱をつけて足や手の置き場を慎重に選びながらチャレンジしていた。同校1年で軟式野球部の坂内拓磨君は「初めて挑戦した。手が疲れて半分ぐらいの高さでリタイアしたが、とても楽しかった」と話していた。