御坊市制施行60周年記念事業で一般財団法人世界少年野球推進財団(WCBF、王貞治理事長)の少年野球教室「夢に向かってフルスイング」が今月1日に市立体育館で行われ、市内小中学生120人が参加。本塁打王の中日OB山﨑武司さんら元プロ4人から指導を受けられる素晴らしい機会となった。
少年時代にこういった体験をすることは、技術の向上はもちろん、自身のやる気向上へいい刺激になるようで、取材でインタビューした選手も「将来はプロになりたいです」と目を輝かせていたのが印象的。地元野球レベルの底上げへ、できれば定期的にこういった教室を開催してほしいものである。
それにしても元プロの指導を何回か取材したが、なかなか熱血というか厳しいというか、見ていて緊迫したものを感じる。ダメなところはしっかり指摘し、もたもたした行動には喝。筆者も小中学時代に野球部だったが、久々にそういった様子を見ると、何だか懐かしい、すがすがしい気分になる。また、そんな熱血指導の中も阪神OBの矢野燿大さんは、子どもたちの褒めるべきところは少しオーバー!? ぐらいに褒めていたが、近年よく言われる〝褒めて伸ばす〟を実践しているのだと感じた。
参加した子どもたちは、そんな指導に応えようと一生懸命。今後、覚えたことを生かして自分たちの夢をかなえてほしい。ただ、一つだけ言わせてほしい。元プロの目力や威圧感に押されるのは分かるが、何か質問された時に蚊の鳴くような声で返事する子どもが結構いた。せっかくスポーツで鍛えているのだから、腹から声を出して元気にいこう。 (吉)

