先日、日高高校の創立百周年記念式典が同校の体育館で行われた。在校生や関係者など1000人以上が出席。ステージ上では、関係者らがこれからの新しい一歩への決意を新たにし、同校卒業生の二階俊博代議士らがエールを送った。これで日高高校百周年関係の行事はほとんどが終わった。
記念事業で印象的だったのはやはり10月15日に御坊市民文化会館で開かれたアジア高校生フォーラム。インド、トルコなど16カ国と日本の合計17カ国の高校生がアジアの観光、環境、文化で意見交換した。言語はすべて英語で行われたが、驚いたのは各国の高校生の英語力だ。事前に用意してきた文章を読むプレゼンならともかく、その後の質問でも英語がまるで自国語のようにスムーズに会話できていた。学校で習ってきた程度で英語がわからない筆者にとっては、日本人が話す英語こそ単語が聞き取れなんとなく意味は想像できたが、外国の高校生の英語はテンポが速く流れるようにしゃべるので、聞こえてくる音を文字に起こすことすら難しかった。休憩中、初めて会ったであろう各国の高校生同士が英語で親しげに会話している場面が見られ、言葉の壁がなければこうもスムーズにコミュニケーションがとれるのかと、英語の重要性をあらためて感じた。
フォーラムでは発表した日高高校生以外の生徒も、客席で聴いていた。筆者と同じように海外の高校生の英語力に驚かされ、また英語の重要性を認識し、自身の英語力向上の気持ちを新たにすることになったことだろう。ここまでの規模の取り組みはなかなかできないだろうが、日本の高校生のいい刺激となるよう、今後も他国の高校生との交流は必要だ。 (城)

