みなべ町で秋祭りシーズンが開幕。9日に西本庄の須賀神社(楠本誠二宮司)でトップを切って行われた。午前中には厳かに神事が営まれ、午後からは盛大にお渡り。各地区の祭具がずらりと列を成し、神輿などが参道を練り歩いた。見物人らは古式ゆかしく行われる伝統行事を楽しみ、ふるさとに響く笛太鼓の祭りばやしを堪能していた。
 神事では巫女の舞が行われ、森あかねさん(上南部中2年)、森あすかさん(同1年)、森祐奈さん(同1年)、永井凜さん(同1年)、伊藤あさみさん(同1年)の5人が華やかに「浦安の舞」を披露した。午後からは神輿渡御に移り、各地区の屋台、のぼりなどが集合。鳥居近くの御旅所から神社まで約100㍍の参道を、行列をつくって練り歩いた。神輿は参道を縦横無尽に動き回り、子ども神輿も元気いっぱいに「ワッショイ、ワッショイ」と大きなかけ声を上げていた。西本庄地区のだんじりなども目を引いた。宮入後は各地区の獅子が豪快に奉納され、最後に馬が馬場を駆け抜けた。ことしは「梅干しでおにぎり条例」が制定されたことを受け、昼食で総代らに振る舞われた弁当には梅干し入りのおにぎりが登場した。
 同神社は一条天皇の時代(986~1011年)に京都の祇園御霊宮(八坂神社)から勧請された。徳蔵・筋・谷口・熊岡・晩稲・東本庄・西本庄・気佐藤・山内・堺が氏子。毎年10月9日に催されている。町内では今後、12日に東・西岩代八幡神社、19日に鹿島神社、26日に高城・清川天宝神社の各神社で秋祭りが催される