県の企業の森事業に参画しているユニチカユニオンの社員ら30人が5、6の両日、森づくりを進めている日高川町を訪れ、竹細工と竹飯づくりを楽しんだ。
 初日に高津尾地内の山林「ユニチカの森」で下草刈りを行い、2日目に体験。社員らはゆめ倶楽部のインストラクターに教わりながら、竹を切ったり削ったりして竹細工を楽しんだ。竹筒や皿、はしなどを製作し、出来上がった竹筒にはニンジンやサツマイモなど地域の食材をふんだんに詰め込んで竹飯を調理。製作した皿とはしを使って、竹飯のほかアユの塩焼きやみそ汁なども味わい、田舎ならではの味に笑顔がはじけていた。
 ユニチカユニオンは平成15年3月から企業の森事業に参画。2㌶のユニチカの森でクヌギやサクラ、クロガネモチなど約3700本を植栽して森づくりを進めている。