民間災害ボランティア団体、紀州梅の郷救助隊(尾﨑剛通隊長)の隊員ら13人は23・24の2日間にわたって豪雨による土砂被害などを受けた兵庫県丹波市を訪れ、復旧支援活動を実施。道路に堆積した木や土砂の撤去作業に汗を流した。尾﨑隊長は「土砂災害はみなべ町内でもいつでも起こり得る。自分の住んでいる場所の地形などを確認しておく必要があると実感した」と話している。
同市では、16~17日の記録的豪雨で土砂災害や浸水被害が相次いだ。災害発生後、尾﨑隊長は同隊隊員で兵庫県西宮市在住の災害コーディネーター高砂春美さんと連絡を取り合い、出動を決めた。
隊員10人、募集で集まった大学生や一般3人が22日夜にみなべ町役場を出発。現地の災害対策本部の要請を受け、翌23日から1100棟以上の浸水被害があった同市市島町に入った。土砂災害が複数の場所で発生し、辺り一面が土砂や大木で埋まった状態。同救助隊は埋まってしまった道路の復旧を担当することになり、重機を使って大木や土砂の撤去に取り組んだ。作業途中に大雨警報が発令されるなどアクシデントもあったが、他の災害ボランティア団体と連携を図りながら作業を続け、2日間で、幅員約2~3㍍の道を約250㍍区間にわたって通行可能な状態にした。 紀州みなべ梅干生産者協議会と紀州みなべ梅干協同組合から提供を受けた1粒入りの梅干し300個も持参し、対策本部に「熱中症予防にどうぞ」と配布。集まったボランティアに好評となっていた。

