第51回近畿地区高等専門学校体育大会バレーボール競技(近畿地区高等専門学校体育連盟主催)が奈良県立橿原公園体育館で開かれ、女子の部で和高専が見事優勝。3連覇を達成し、23日から徳島市で開催される第49回全国高等専門学校体育大会出場を決めた。
 舞鶴、明石、奈良、和歌山の4高専が出場し、リーグ戦で熱戦を繰り広げた。和高専は3試合すべてを2-0と圧倒的な強さを見せつけた。地元日高地方からは5年生の古田早織さん(日高川町)と4年生の和田穂乃香さん(みなべ町)がメンバー。古田さんはキャプテンとしてチームを引っ張るとともに、センターのエースとして活躍。和田さんもセッターでチームの司令塔として役割を果たし、優勝に大きく貢献した。全国大会には各地区の予選を勝ち抜いた9校が出場し、予選リーグ、決勝トーナメントで争う。
 和高専のバレー部は24年4月に創部。小学校、中学校などでの経験者が多く創部の年に近畿優勝するなど活躍。過去3回の全国大会は、1回目は2回戦で敗退したが、2回目の昨年は2位入賞。ことしは優勝目指してチーム一丸となっている。