日高地方を中心に活動している子育て応援ユニット「ハッピー・ママ・ライフ(HML)」が、日高高校のボランティアクラブ「JRC(ジュニアレッドクロス)」とタイアップして、10月をめどに新しい寄付パンを作ることになった。
 HMLは子どもへの虐待防止プログラムCAPの普及に取り組んでおり、ボナペティ・ヤナギヤの協力を得て、売り上げの10%をCAPの活動資金に充てる寄付パンを販売している。これまでオリジナルの寄付パンを作ってきたが、今回はCAPへの理解と、寄付が若い世代のライフスタイルになるようにと、JRCに話を持ちかけた。ヤナギヤで初めての打ち合わせ会議が開かれ、JRCから岡愛美さん(2年)と石橋捺葵さん(1年)が参加。HMLメンバーと「高校生が気軽に買えるよう値段はできるだけ安い方がいい」などと活発に意見交換し、今後、学校内の各クラブの協力を得てアンケート調査を行い、生徒が食べたいパンをリサーチすることにした。HMLでは「JRCと一緒においしいパンを作って、寄付が社会参画の手段であることを伝えていきたい」と話している。