大阪体育協会ら主催の第25回記念大阪府スポーツ少年団日本拳法競技大会が27日、守口市民体育館で開かれ、和拳連御坊支部(山田佳伸支部長)の前田朱嶺(あかね)さん(和田小)が小学6年女子の部で準優勝。山方萌楓(もえか)さん(清流小)も同じ部で3位入賞の健闘を見せた。
 関西を中心に四国や九州などからも強豪が参加する大会。小学6年女子の部には10人が参加し、2ブロックに分かれて予選リーグを行い、1位同士が決勝戦で争った。前田さんは得意の蹴りで予選を2勝1敗1引き分けで1位通過。決勝は昨年の全日本チャンピオンの愛媛県の選手と対戦。蹴りで一本を先取したものの、蹴りで二本取られ、惜しくも逆転負けを喫した。「決勝は勝てるチャンスがあったので悔しい。9月の全国大会でリベンジしたい」と闘志を燃やしていた。
 山方さんは予選4試合のうち3試合を得意の面突きでストレート勝ち。優勝した選手には負けたもののリーグ2位で全体の3位入賞となった。「悔しいですが、収穫もありました。次の大会では優勝したい」と張り切っていた。
山田支部長は「2人ともまだまだ伸びる選手。来年は国体もあるので頑張ってほしい」と話していた。