11日からわかやま夏の交通安全運動がスタートした。20日までの期間中、県内各地で交通安全教室など関連行事が行われ、美浜町では初日朝、森下誠史町長や筧一郎御坊署長らが交差点に立って、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
 ことしは▽高齢者と子どもの交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽シートベルトの全座席での着用とチャイルドシートの正しい着用の徹底――の3つが地域重点目標。美浜町の街頭啓発には交通指導員会、交通安全協会美浜分会、交通安全母の会、商工会などの役員ら総勢約40人が参加し、役場前県道を通るドライバーに停止を求め、「安全運転をお願いします」と笑顔で啓発用の冊子等を手渡した。
 日高地方では初日、美浜町以外に御坊市やみなべ町、印南町などで関係団体による街頭啓発、街頭指導が行われ、15日夕方には御坊市のオークワロマンシティで関係者約100人が参加する街頭啓発が行われる。