御坊市塩屋町北塩屋の中山のハス池の舞妃蓮を対象にした地元広報委員会のフォトコンテストが29日にスタートし、初日から多くのアマチュアカメラマンでにぎわった。
 撮影会の開会では同委員会を代表して平井俊哉さんが「観光バスで見物にきたり、大阪の旅行会社から問い合わせがあったり知名度が上がっている。今後も御坊生まれの舞妃蓮を広げていきたい」とあいさつ。舞妃蓮をつくり出した故阪本祐二さん(元日高高校教諭)の長男で、同委員会顧問の尚生さん(印南中学校教諭)が舞妃蓮の歴史や皇室とのつながりなどを説明した。
 ハス池では約500本が淡いピンクと黄色が混ざった美しい大輪を咲かせており、参加者らはカメラを手に思い思いのアングルで撮影。青空をバックにしたり、舞妃蓮の名前の由来となった花びらが舞うような様子を狙っていた。
 コンテストの応募要領は未発表作品に限る プリントして提出 1人3点以内(返却なし、入賞作品は電子データもしくはネガの提供を求める)。
 締め切りは8月31日。入賞作品の発表は10月下旬。最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点を表彰する。申し込みは〒644-0025、御坊市塩屋町北塩屋1012、舞妃蓮フォトコンテスト実行委員会の井藤義雄さん。問い合わせは溝口さん℡090-3617-3236。