歯と口の健康週間(4~10日)にちなみ、日高歯科医師会(柏木健生会長)と日高地方学校保健会(塩﨑善彦会長)は7日、よい歯のフェスティバルと第53回歯の供養式を行い、健康への意識を高めた。
 フェスティバルは御坊市中央公民館で開かれ、よい歯のポスターや標語、家族でよい歯のコンクールの入賞者、80歳で20本の歯が残っている8020、7020、9020達成者らを表彰した。柏木会長はあいさつで「歯周病が体の病気とかかわっていることが分かってきました。歯と口の健康を守ることは、体全体の健康を守ることにつながります。週間を通じて歯を大切にする機運を高めてほしい」と呼びかけた。
 フェスティバルに続いて御坊市薗の天性寺(津本芳生住職)で供養式が行われた。柏木会長らのあいさつに続き、「歯科医学の一層の進歩を誓います」との祭文が読み上げられた。このあと、境内墓地にある歯塚に移動し、津本住職の読経の中、出席した歯科医師らが焼香し、手を合わせた。