県高校総合体育大会バレーボール競技の部は31日から2日までの3日間、田辺市体育センターなどで開催された。男子優勝の開智では濵中晴貴選手(2年、大成中出身)、女子優勝の信愛では宮崎優奈(3年、南部中)、冷田桃子(3年、丹生中)、石川真奈(2年、印南中)、冨山唯(1年、高城中)の4選手が決勝でベンチ入り。金メダルと夏のインターハイ切符を手にした。
男女とも予選グループと決勝トーナメントを行い、インターハイ(優勝)と近畿大会(上位4チーム)の出場権を争った。
男子は20チームが参加。シードの開智は決勝トーナメントからの出場で、紀北工、星林、和歌山工、決勝の和歌山北を2―0で下し、20年連続20回目の優勝を飾った。濵中選手はライトアタッカーで全試合に出場。強烈なスパイク、ジャンプサーブでチームに貢献した。中学時代には日本代表入りした逸材で、1年生だった昨年も活躍した。今大会では「サーブやアタックはまずまずできたが、レシーブに課題が残った」と表情を引き締め、「全国制覇が目標なので、日本一にふさわしい選手になれるようもっと頑張っていきたい」と闘志を燃やしていた。
女子は29チーム出場。シードの信愛は決勝トーナメント2回戦からで、和歌山北、和歌山商、開智、決勝の熊野をいずれもストレートで下し、2年連続31回目の優勝を決めた。宮崎選手はライトアタッカー、冷田選手はセンターアタッカー、石川選手はレフトアタッカーとして全試合に出場。宮崎選手は持ち味のレシーブ力でもチームを救った。「苦しい試合展開のときこそチームに貢献したい」と全国大会へ抱負を語った。冷田選手は得意の速攻で決定力の高さを発揮し「優勝は通過点。全国2回戦突破というチームの目標達成へ自分の役割を果たしたい」と気を引き締め直した。178㌢とチーム一長身の石川選手は打点の高い力強いスパイクで優勝に貢献した。「もっとレシーブ力を高めて、全国では拾って打てるプレーを見せたい」と張り切っていた。冨山選手は1年生ながら2回戦に出場して活躍した。「全国大会で出場機会があれば、あきらめずにボールを追いかけるプレーで頑張りたい」とこぶしを握っていた。
インターハイは男子が8月2日から6日、女子は同7日から11日までいずれも東京体育館などで開催される。
日高地方勢は日高女子がベスト8と健闘したが、近畿大会には一歩届かなかった。日高女子は予選で伊都・紀北工を2―0で下し、決勝トーナメントは2回戦からで神島を2―1で撃破。準々決勝は強豪箕島に善戦したが、0―2で敗れた。このほか女子では南部が予選で和歌山北を2―1、桐蔭を2―0で下したが、決勝トーナメント2回戦で和歌山商に0―2で敗れた。紀央館は予選で粉河・県和歌山を2―1で下したが、決勝トーナメント1回戦で笠田に0―2で敗退した。男子は日高が予選で橋本に0―2で敗れたが、熊野を2―0で下して決勝トーナメントに進出。1回戦で和歌山工と接戦を演じたが1―2で惜敗した。和高専は予選で近大和歌山に0―2、紀北工に0―2で敗れ、突破はならなかった。

