靖国参拝や集団的自衛権行使の問題があり、中韓から「正しい歴史認識を求める」などと厳しい抗議が寄せられる。中韓のいう正しい歴史認識とは何か。多くの日本人は、自国(中韓)に都合のいい、とにかく「日本よ謝れ」というような一方的な攻撃に受け取っているのではないか。
連日、繰り返される歴史問題のニュースをみていると、思うことがある。歴史認識が重要なのはいうまでもないが、未来志向で考えるとき、もっと大切なのは「正しい歴史教育」だろうと。
社員旅行で広島平和記念資料館を訪れたことがある。原爆被害の恐ろしさを伝える写真や資料がたくさんあり、あらためて平和の尊さ、戦争の悲惨さを考えさせられた。この施設、もし中韓で建てられたのなら「原爆を落としたアメリカはとんでもない」などと喧伝する内容になっていたかもしれない。ニュースで伝えられる限り、両国では日本の要人を殺害した人を英雄とたたえる。本当に平和を考えるのなら、その事実を後世に引き継いだうえで戦争の悲惨さを訴えるものでなければならないと思う。反日一辺倒の姿勢、それでは平和な世界を実現させることはできない。
日本の歴史教育が、原爆を落としたアメリカを非難し続ける内容ばかりだった場合、憎しみが先立ち、平和について考える思考がストップしてしまう可能性も出てくる。憎しみを持つ限り、いずれ悲惨な歴史は繰り返されてしまう心配が残る。
歴史は学ばなければならないものだが、教育の方向性を誤ってはならない。中韓も正しい歴史教育についてそろそろ考えてもいいのではないだろうか。他国をののしるだけの教育は、いずれ自国にも影響を及ぼすと認識する必要がある。 (賀)

