紀央館高校(兒玉佳世子校長)では生徒会やクラスの美化委員を中心にペットボトルのキャップを集める「エコキャップ運動」を行っており、地域住民に協力を呼びかけている。
 平成20年度に生徒会が発案し、以降、毎年実施。校内に収集箱を設置し生徒に呼びかけるとともに地域への協力も求め、25年度には5万3191個が集まり、累計で12万391個になった。集まったキャップは、NPO法人エコキャップ推進協会を通じて世界中の子どもたちのワクチンとして活用されている。キャップ860個で1人分のワクチンとなる。
 生徒会の古久保弥範会長(3年)は「生徒の間では広がってきましたが、もっと多くの地域の方にもご協力お願いします」と話しており、提供の際にはキャップに張られているシールをはがすよう求めている。