台湾の男子高校生78人が25、26日、教育旅行の一環で印南町を訪れ、民泊を体験した。
 国立台南第一高級中学の1、2年生で、印南町の民泊グループ「いなみかえるの宿」のメンバー23家庭が受け入れ。25日の夕方到着し、26日朝には出発したため、各家庭では夕食、宿泊を体験。山口の中江清さん(64)、ますみさん(61)宅には4人が訪れ、夕食では一緒に手巻き寿司を作り、漢字や英語を使ってコミュニケーションも楽しんだ。中江さんは「靴をきれいに並べてきちんとあいさつしたり、仏壇に手を合わすなど、とても礼儀正しい4人でした。気さくで会話も弾みました」と話していた。
 このほかたこ焼きや巻き寿司を作ったり、いちご狩りやホタル狩りなどを行う家庭もあり、台湾の高校生たちからは「楽しかった」「ご飯がおいしかった」「親切にしてもらった」などと好評だった。印南町には27、28日にマレーシアの高校生が民泊に訪れる。