JAや各市町、日高振興局農業振興課等でつくる日高果樹技術者協議会(近田勝紀会長)は16日、26年産かんきつ類の着花状況を発表した。
 今月9日、会員ら12人が園地を回って調査した。温州ミカン(調査園地61園)の着花指数は平年を10として、ゆら早生で10・1、早生は9・3。このことから作柄はゆら早生、早生とも平年並みと予想されている。八朔(調査35園)、甘夏(同24園)も作柄は平年並みとみている。
 協議会事務局の農業振興課では「ことしは少し気温が低いがいまのところ大きな影響はない」と話している。収穫時期は秋からで、晩柑類は年明けになるという。