今月31日の伝統行事、校内相撲大会に向け、日高川町の三百瀬小学校(野田浩道校長)で15日、相撲教室が開かれ、全児童33人が汗を流した。
 町職員の西義一さんと自営業の井藤満人さんが指導。男子はまわし姿、女子は体操着で土俵に上がり、基本の習得に励んだ。しこでは勇ましく豪快に足を上げ、腰を落としわきを締めた体勢でのすり足、柱に向かっての鉄砲など体験。ぶつかり稽古で復習したあと、取組を行い、実践でまわしの取り方や寄り、押しなどを身につけていった。
 近くの紀道神社では数年前まで奉納相撲が行われるなど相撲になじみのある地域で、同校では毎年この時期に相撲大会が開かれている。ことしは第50回の記念大会。