みなべ町消防団(竹田和久団長)の新入団員研修が行われ、14人が放水の仕方などを勉強した。
 講師の日高広域消防南部出張所の隊員から心肺蘇生法やAEDの取り扱い、「右向け右」など訓練礼式の指導を受けた。火災現場で実践する小型ポンプの使い方と放水では、本番に近い形にしようと河川敷で行った。隊員から「ホースの筒先は2人で持つのが基本。小型ポンプを操作する人との連絡を密にすることが大切なので、無線や伝令を使って水圧を少しずつ上げていくことを心がけて」などと丁寧なアドバイスを受け、川に向かって放水。実践を通して、消防団員としての心構えと技術を身につけていた。