2014新極真会大阪北支部の春季交流大会が6日に大阪府守口市民体育館で開かれ、組手小学4年生の部(ビギナー)で新極真会御坊道場の岡田宗大君(9)=藤田=が優勝、組手小学6年生の部(ビギナー)で同じく御坊道場に所属する兄の侑大君(11)=同=が準優勝した。
 4年生の部には17人が出場。宗大君は1回戦で2回の延長戦の末、判定勝ちをものにし、2回戦は不戦勝、続く準決勝は判定勝ち。決勝では黄帯の格上相手にもひるまず、得意の下突きで攻めて判定勝ち。「空手の大会で初めて優勝できてうれしかったです」と喜んでいる。
 一方、6年生の部には5人が出場。侑大君は得意の下段蹴りを駆使して、1回戦、2回戦ともに判定勝ちを収めたが、続く決勝では体格差が大きく違う相手に1本負け。「満足はしていません。弟が先に優勝を決めたので、ぼくも優勝したかったです」と悔しさをにじませていた。岡田兄弟はともに空手を習い始めてまだ1年だが、センスが光り、今後の活躍が注目される。