ことしもクラシックカー春の祭典「ラ・フェスタ・プリマヴェラ」が行われ、去る20日には往年の名車約50台が御坊市内日高港などのチェックポイントを通過。日高地方入りは3年連続となった。それにしてもマセラッティやジャガー、ロータス等々、1台で数千万円もするような車を所有できる人はうらやましい限り。古い車なので修理用の部品は特注で、燃費も悪そうだから、維持費だけでも相当なもの。要はお金持ちでなければ到底所有できないということ。あと運転席が狭い車がほとんどで、乗り心地的にはあまりいいとは思えないが、どうなのだろう。そんな余計な心配をしなくても筆者が所有できることはないだろうが...。
 クラシックカーもかっこいいが、ちなみに筆者が好きなのはスポーツカータイプで、国産の「スカイラインGT-R」がナンバー1。レースにもすぐ出場できるほどの圧倒的な速さや足回りが魅力だ。そんなGT-Rに先日、ある会社社長の厚意で乗せてもらい、試運転もさせてもらったが、想像をはるかに上回る性能にびっくり。ますます気に入ったが、これもまた高嶺の花である。
 話はそれたが、来年以降もクラシックカー春の祭典が日高地方をコースに設定してもらえるなら、今度はドライバーの宿泊場所を日高地方にしてもらえないだろうかと思う。〝セレブ〟なドライバーに対して、いまでも日高地方のPRはできていると思うが、ゆっくり泊まって地元の名物料理を食べてもらったりする方が、より一層魅力を感じてもらえるはず。それがひいては観光客の誘致にもつながるのではないか。 白浜もいいが、ぜひ御坊・日高で!  (吉)