1人超過で注目の日高川町議選に20日夜、有権者の審判が下り、2期目を狙った現職の柏木道生さんが涙をのんだ。地盤がないうえ、定数削減を訴えた前回のような追い風もなかったのが敗因とみられる。見事2期連続でトップ当選を決めたのは、現職の山本啓司さん。前回票は下回ったものの地元和佐を固めながら川辺を中心に支持を広げ、759.645票を獲得した。唯一の新人伊奈禎胤さんは664票で堂々の4位当選だった。