第86回センバツ高校野球大会の出場校が24日に決まり、一般選考で智弁和歌山、21世紀枠で海南が選出された。智弁和歌山の地元3選手については昨年暮れの新年号用インタビューで、詳しく話を聞かせてもらっていた。
右代谷君は、小6の時の夏の選手権大会準々決勝、常葉菊川(静岡)戦をテレビ観戦して智弁和歌山にあこがれを抱くようになった。大石君は中2の夏、「甲子園に行くためには智弁和歌山で野球をやるのが一番」と決心したといい、滝本君は小3の時にすでに自分で色紙に「甲子園で優勝」と書いて部屋に飾って練習に打ち込んできた。3選手に共通しているのは、甲子園という夢を持ち、自分が定めた目標へ向かって一生懸命に努力をしてきたということ。周囲の人たちの支えや運も味方したのだろうが、それ以上に本人が頑張った結果が出たのだと思う。吉報が届いた瞬間は、出場が確実視されていた中でも、他のナインとともに本当にうれしそうな表情を浮かべていたのが印象的だった。
3選手は右代谷君が「投打ともに活躍」、大石君が「まずヒット1本」、滝本君が「試合に出て活躍」と、それぞれ甲子園での目標を決め、猛練習に取り組んでいる。智弁和歌山は県内各地から実力のある選手たちが集まり、練習だけでなくレギュラー争いも厳しい。昨秋の公式戦までレギュラーだったとしても、少しの気の緩みや故障などで控えになることがあり、これから大会までが新たな目標達成への正念場。センバツ出場決定時、新年号以来1カ月半ぶりの取材では3人とも順調にこの冬場を過ごしているとのことで、2カ月後の夢舞台ではそろって活躍する姿を見せてくれそうだ。 (賀)

