御坊署は16日、15日から21日までの「防災とボランティア週間」に合わせて、大震災に備えた災害警備訓練を行った。
 平成7年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」を踏まえ定められた週間で、御坊署では毎年訓練を実施している。倒壊した家屋での捜索などをイメージした訓練では、災害時に現場に駆けつける機動隊員がエンジンカッターの使い方を練習。安全点検やエンジンのかけ方を学び、実際に鉄パイプの切断も行った。隊員たちは真剣な表情で取り組んでいた。このほか斎橋南交差点の信号を停止させ、署員が交差点の中央に立って車を誘導する手信号訓練も行った。