ことしも残すところ2週間を切った。今年の漢字や新語・流行語大賞などを見ていると、ことしもいろいろあったと振り返る。もちろん日高地方でもさまざまな出来事があった。そこで本紙ホームページに掲載した記事の中で、アクセスが多かったトップ10を紹介する。
 第1位は1月8日付「美浜町の出初め式で町議が式典中にたばこ」。年明け早々の出来事。美浜町の出初め式に来賓として出席した町議が国旗掲揚の際に座り込んで、たばこをふかした出来事。ネット上で波紋を呼び、掲示板などを通じて広がった。2位は大手家電販売の㈱ヤマダ電機(本社・群馬県)が御坊市内野口で建設工事を進めていることを報じた記事。大手電機店の進出に、地元内外から注目が集まった。3位は県が全公衆トイレに温水洗浄便座を設置することを報じた記事。続いて▽4位=児童買春容疑で御坊の会社員逮捕▽5位=いなみカントリークラブフジがオープン▽6位=日高川町の死体遺棄、被害者は暴力団関係者▽7位=女性警官に下半身露出男逮捕▽8位=怪奇 釣り撮影のビデオに謎の声▽9位=印南漁港で車が海に転落、男性死亡▽10位=ボーイズリーグ県選抜に日高地方の6選手――となっている。
 電機店やゴルフ場のオープンなど明るい話題もあったものの、事件や事故、不祥事などの暗いニュースも少なくなく、ランク外にもさまざまな事件があった。一方でトップ10では10位のみだが、スポーツの活躍を報じた記事も上位にいくつか入っている。平成27年にはわかやま国体を控えており、来年はスポーツ記事がランキングをにぎわす年になってもらいたい。  (城)