みなべ町東本庄地内、東本庄生産森林組合(山﨑崇組合長)の所有地に建設されるメガソーラー「東本庄太陽光発電所」(仮名)の建設起工式が10日、現地で行われた。事業主の㈱ジャパン・インベストメント・アドバイザー(東京)、施工のjuwi自然電力㈱(東京)、地元関係者ら約30人が出席し、工事の無事を祈願した。
 現場は町斎場から北へ約300㍍。平成14年から建設残土処理施設として活用され、現在は約3㌶の平地となっている。施設面積は約1万3900平方㍍、発電出力は約1・1メガワット、年間発電量は約129万2744㌔㍗アワー(一般家庭380世帯分の使用量)。
 式では須賀神社(西本庄)の前芝知弘禰宜が神事を行った。東本庄森林組合の山﨑組合長がすき入れの儀式を行い、神事終了後には「完成してクリーンなエネルギーが発電できることを楽しみにしている。子どもたちの学習の場としても活用できれば」とあいさつした。ジャパン・インベストメント・アドバイザーの白岩直人代表取締役、juwi自然電力の長谷川雅也代表取締役もあいさつした。来年から本格的に着工し、4月から稼働する見込み。