国の21世紀東アジア青少年大交流計画「JENESYS」で、東南アジアやオセアニアなど13カ国の高校生や大学生ら39人が6、7の両日に日高川町を訪問。農家民泊など体験した。
 一行は5日から和歌山を訪れており、町内ではゆめ倶楽部21の協力で、学生らは12グループに分かれて農家の暮らしを経験した。大澤恵さん宅を訪れたのはオーストラリア、フィリピン、シンガポール、マレーシアの女子学生4人で、高津尾地内のイモ畑でサツマイモを収穫。くわを持って大きなサツマイモを次々と掘り起こし、自然の恵みに笑顔が弾けていた。各農家でも農作業を体験したほか、巻き寿司や鍋料理を食べ、浴衣を着たりして日本文化に触れた。このほか町内では道成寺で絵解き説法を楽しんだ。
 今回の訪問では2日から10日までの日程で約360人が来日。5日から7日までの3日間は各地域に分かれて日本の生活や文化体験、学校訪問など行った。