第34回県小学生バレーボール選手権大会(近畿バレーボール連盟ら主催)が17日に白浜体育館などで開かれ、南部バレーボールスポーツ少年団が女子の部で3年ぶり4回目の優勝を飾った。決勝では、新チームになって公式戦で3戦全敗していたSTARS(海草)を2―1で下し、12月23日に奈良市中央体育館で開かれる近畿大会へ出場を決めた。
 女子の部には地方大会を勝ち抜いた28チームが出場し、トーナメントで対戦。南部は1回戦が不戦勝、2回戦で丸栖(那賀)に2―1で競り勝つと3回戦では御坊つばさを2―0、準決勝では箕島を2―0で下した。
 決勝戦の相手は、これまでの対戦であと一歩及ばなかったSTARS。1セット目は21―15で先取したが、2セット目は8―21で敗れ振り出しに。最終の3セット目では15―12で競り勝ち、優勝を果たした。生駒明広監督は「取り組んできたコンビバレーがうまく機能した。サーブもレシーブもよかった」と試合を振り返り、選手の頑張りをたたえた。
 日高地方勢では御坊つばさ、川辺ひかりが1・2回戦を突破したが、3回戦で敗退。名田ソレイユ、内原は初戦で勝ったが2回戦で敗退。稲原は初戦で敗れた。龍神も1回戦を突破したが、2回戦で惜しくも敗れた。男子の部では川辺ひかりが初戦を勝利したが、準決勝で敗退した。南部のメンバーは次の皆さん。
 生駒明広(監督)、石上貴一(コーチ)、石井尚之(マネジャー)、谷本優花、辻晴香、清水乙羽、井上麻里亜、茶園萌恵、植野優華、冨永萌、阪本愛美、政井彩名、坂本愛夢、中川未空、山本恵未