去る1日付の本紙社会面でも取り上げたが、御坊市男女共同参画の市民アンケート結果で、「男は仕事、女は家庭」は古い考え方だというのがあらためて分かる。半面、20代の女性でもまだ3割超が「男は仕事...」で、一部には古い考え方が根強く残っていることにも少し驚いた。
ちなみに筆者のところは共働きだが、「男は仕事...」がよくない考え方だとは思わない。仮にそう言う男性がいて女性も賛成、納得していれば、それはそれでいい。「その考えが女性の社会進出の妨げになり、意識改革が必要」と言う声も聞こえてきそうだが、当の2人が幸せなら意識改革する必要はないのではないだろうか。もちろん女性が社会進出しやすい環境づくりを一層進めることは大切で、働きたい女性は働けるようにしてあげ、そして家庭にいたい女性は家庭にいればいい。しかし、問題なのは考え方を他人に押し付けること。「男は仕事...」に賛成、反対いずれにせよ、自分たちがそのスタイルに当てはまっていれば、他人にとやかく言われる話ではない。そもそも女性が家庭にいて支えるという役割を担うことも、外で働く男性と同じ立派な〝仕事〟。最近では「女が仕事、男が家庭」というケースもあり、ようはとらえ方の問題である。
ただ、「子どもは親の背中を見て育つ」と言われるため、親がそうであれば子どもは考え方を押し付けなくても自然とそうなるかもしれない。事実、アンケート結果では考え方の影響を受けたのは「親」という答えが3割を超えている。もちろん親の助言は大切だが、子どもが自分で考え、自分で選択できる環境を作ってあげることも、男女共同参画を推進する上で必要なのかもしれない。(吉)

