印南町本郷地内の町有地「外ケ濱埋め立て地」と美里地内の県畜産試験場跡地で進められているメガソーラー計画「龍谷ソーラーパーク」の建設工事が完了し、11月5日午後1時から竣工式が行われる。
 印南町と龍谷大学、民間企業など5団体が連携して取り組む事業で、売電による利益を地域に還元する全国初の地域貢献型。印南町の2カ所と龍谷大深草キャンパス屋上の合計3カ所にパネルを設置。発電規模は埋め立て地で出力約1200㌗、美里で約600㌗、龍谷大深草キャンパス屋上に約50㌗のパネルを設置し、合計約1850㌗。売電で得た利益は京都や和歌山、印南町の市民活動やボランティア活動団体などに寄付する。
 式典には日裏勝己印南町長はじめ連携団体の代表者らが出席。除幕式などで完成を祝う。稼働は11月下旬を予定しており、現在、準備を進めている。