10月は臓器移植普及推進月間。御坊保健所は意思表示カードを持つよう呼びかけている。
 移植は、臓器の機能障害を根治するための療法で、臓器不全に苦しむ患者にとっては大きな希望。移植を普及するためには、提供する意思表示をしてもらうことが重要で、月間を通じて多くの人に理解を求めていく。20日には県腎友会や県角膜・腎臓移植推進協会とともに、市内のオークワロマンシティで街頭啓発し、意思表示カードやリーフレットを配布して協力を呼びかける。保健所では「皆さんの意思で救える命があります。運転免許証や健康保険証の裏面にも記入できます。この機会に臓器移植について家族で話し合ってほしい」と話している。