21日からスタートした秋の全国交通安全運動をアピールしようと、日高地方の各市町で24日朝、街頭啓発活動が行われ、交通指導員や交安母の会のメンバーらがドライバーに安全運転を呼びかけた。
 ことしは初日が土曜日と重なったため、小中学生が登校するこの日に実施した。印南町古井地内の古井郵便局前の県道では、交安関係団体のほか学校教諭、地域住民ら約20人が参加。歩きや自転車で登校する子どもたちを見守ったほか、通勤途中の車を1台ずつ止めて「交安運動が始まっています。ベルトを締めて安全運転をお願いします」と呼びかけていった。
 運動は30日まで。子どもと高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶などが重点で、御坊署が取り締まりを強化している。