二階俊博代議士は19日に御坊事務所で記者会見を行い、継続審査となっている「防災、減災等に資する国土強靭(じん)化基本法案」「南海トラフ対策特別措置法案」「首都直下型地震対策措置法案」の3法案の成立へあらためて強い意欲を示した。
 最初に「国土強靭化の言葉は広く国民に知られるようになった。しかし、これまでの過程で『国土強靭化は土建屋に仕事をばらまくためだ』などと言う悪意に満ちた批判も随分受けた」と振り返り、「国民の借金を減らすために予算を出来るだけ減らしていくことは当然のこと。ただ、人命を何としても守り、さらに行政、経済社会も致命的な損傷を負わないためには、狭い意味での『防災』の範囲を超えて、事前防災、減災のための国土強靭化3法が必要。成立に向けて全力投球を誓う」と述べた。3法案については、10月にも開かれる臨時国会で審議される見通し。
 二階代議士は20日に高野山で志帥会があるため帰郷しており、去る18日の市おはようサイクリング大会にも参加した。