御坊、美浜、日高、由良、印南、みなべ、日高川、有田、湯浅、広川、有田川、田辺の12市町でつくる近畿自動車道紀勢線有田南紀田辺間整備促進協議会の設立総会が6日に商工会館で開かれ、首長や議会議長ら40人が出席した。
 同協議会は有田-田辺間の4車線化促進を図るため国や県への要望活動、調査研究を行うのが目的。規約の承認のあと、役員選出では会長に柏木征夫市長、副会長に中山正隆有田川町長、監事に望月良男有田市長と真砂充敏田辺市長を決めた。就任あいさつで柏木会長は「二階先生らから有田-御坊間の4車線化を5年でやれというお話をいただいている。実現のためスクラムを組んで頑張ろう」と述べた。
 関係者によると、5年後の完成を目指すためには、とにかく用地取得をスムーズに進めなければならず、早ければ来年度にも一部工事発注できるぐらいのペースが必要とされている。