JICA(独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊員として、おととし3月からフィリピンへ派遣されていた美浜町吉原出身の森本佳樹さん(27)が帰国。23日、役場に森下誠史町長を訪ね、2年3カ月にわたる現地での活動状況などを報告した。
首都マニラのあるルソン島の南端、ソルソゴン州ブラン町の役場農業事務所に勤務。漁業者の副収入プログラムの立案、策定などを中心に、危険な違法漁業にかわる栽培管理漁業や魚の加工販売の指導などに携わった。
森下町長は「海外でのボランティア活動、本当にお疲れさまでした。現地ではさまざまな体験をされたでしょうが、それらはすべて将来の自分に役立つと思います。今後はその経験から、美浜のまちづくりや行政に対しても、気づいたことがあればどんどん提言してください」と声をかけ、森本さんも「フィリピンは今後、日本と相互発展していく国です。現地での経験を何らかの形で和歌山のために生かすことができれば」と話した。

